最近1か月の貸し出しを分析して、ジャンル別に貸し出し数の多い図書をランキングしている。このランキングを作るのは、夜間計算機が暇な時に作っておくのであろうと思われる。
富士通の貸出ランキング画面は次のようなものだ(便宜上プルダウンを二つ合成して表示している)。
それにしても、成人の年齢区分をここまで細かくするのはなぜなのだろうか。そういうニーズがあると思っているのか、それとも単にこういう年齢区分でデータを整理しているからなのか。成人の読む本で年齢に関係なく読まれている本は、年齢を指定したのではランキングには出てこなくなる。およそ無駄な指定である。現に年代指定を削除している図書館もある。「100歳以上」というのも笑ってしまう(猪名川町では「110歳以上」もある)。
ランキングに出るのは期間中に10回以上貸し出された図書だけだが、篠山市くらいの規模では10回になるには複本がなければ半年近くはかかるだろう。期間中10回というのを下げて5回以上くらいにして、期間も3か月または6か月をデフォルトにするべきと思う。
貸出ランキングを見るのは、読む本を選ぶ参考にしたいためなので、件数は最大50件くらいまで出せるようにしてほしいものである。
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