2023年6月20日火曜日

LINE公式アカウント開始

図書館のLINE公式アカウントがリリースされた。この記事では尼崎市のLINE画面を紹介するが、丹波篠山市でもほぼ同じと思われる。
https://www.city.tambasasayama.lg.jp/chuotoshokan/annai/24399.html

次の画面は「マイポータル」画面であり、表示された6つのバーの一つをタップすると図書館のスマホ向けサイトに、ログインした状態で遷移する。


上の画面で「本を探す」というタイルをタップすると、LINEのトーク感覚で図書が検索できる。資料の件数を見て十分絞り込めていると思ったら、次に「資料一覧を見る」をタップすると、検索結果の一覧が10件ずつ表示される。図書を選択して「詳細を見る」をタップすると、「予約する」「My本棚に追加する」「webで詳細を見る(尼崎市では「予約カートに追加する」という動作になる)」などの選択肢が表示される。これらをタップするとNECの該当ページに遷移するが、いずれもすでにログインされているので改めてカード番号やパスワードを入力する必要はない。
  
かなり良くできたシステムであると思った。

2023年6月7日水曜日

検索結果の表示件数

富士通のシステムでは検索結果を表示する件数は1画面当たり10件だったが、25件、50件、100件に変更することができ、いったん変更すると、ブラウザを終了しない限り次に検索した時にもその件数が表示された。 富田林市など初めから100件表示するようにしている図書館もある。

富田林市立図書館
https://ilisod001.apsel.jp/lib-city-tondabayashi/wopc/pc/pages/SearchDetail.jsp

NECに切り替わってからは表示件数は検索するたびに10件に戻されるようである。ほかの図書館の検索システムをいくつか見たが、これまでのところ10件以上となっている例は見つからない。例外は「詳しく探す」画面で表示件数を選べる図書館の場合のみで、「詳しく探す」を繰り返している間はその件数が維持されるようだ。掛川市などがそうなっている。

掛川市立図書館https://library.city.kakegawa.shizuoka.jp/WebOpac/webopac/selectsearch.do?searchkbn=2&histnum=1

2023年6月5日月曜日

「京都」を検索する

 NECのシステムで「京都」を検索したいとする。そのまま検索したのでは「東京都」について書かれた図書が大量にヒットする。

「京都 -東京都」とすれば「東京都」を含む書誌の図書は除外される。ハイフンは半角マイナスでなければならない。

掛川市立図書館のシステムにそういう案内が書かれていたので、丹波篠山市立中央図書館のサイトで試したところ同じように動作した。

https://library.city.kakegawa.shizuoka.jp/WebOpac/webopac/selectsearch.do?searchkbn=2&histnum=1

2023年6月3日土曜日

「詳しく探す」活用

富士通では詳細検索を使っても一般書と児童書を区別して検索することはできなかったが、NECではできるようになっている。

また「件名」を指定するときに「と一致する」という選択ができる(富士通でもできた)。

この二つを上手に使えば、「イカ」に関する一般書9件が見つかる。

「件名」は入力してよい単語が決まっているから「と一致する」を使うためには件名辞書を見る必要がある。たとえば、「竹島」は件名一覧(典拠)になく「竹島(島根県)」でないといけないのだが、そんなことは一般利用者にはわかるはずもない。

加古川市の図書館システムでは「詳しく探す」ページに「件名一覧」というボタンがあるのでここで探すことができる。

https://www.lics-saas.nexs-service.jp/kakogawa/webopac/selectsearch.do?searchkbn=2

「図書館公式アプリ」

 尼崎市立図書館に「図書館公式アプリ」なるものがあるとわかった。インストールして試してみると、

  • 図書カードをスキャンしてユーザ登録(5人まで可能)
  • アプリを起動すると図書カードのバーコードが表示される(これを図書貸出券の代わりに読み取ってもらえるというのが「公式」たるゆえんか)
  • 「図書館HP」「新着資料」「貸出ランキング」などへのショートカット(移った先で予約しようとすれば改めて図書館へのログインが必要)
  • 図書館のパスワードを設定すると図書館の「マイページ」にログインできる(設定した5人を区別できる。図書館のマイページにはバーコードが表示されるので5人分の図書貸出券の代わりに使える)
  • 「検索」機能では図書のISBNコードを読ませると図書館に蔵書されているかどうかわかる。蔵書されていれば図書館システムの図書詳細情報の画面が出る。
  • 図書館の「My本棚」類似の機能。図書のISBNコードを読み込ませて「mybook」に登録できる。ただし、ここから図書館システムに移って予約するなどはできない。
  • 「mybook」では「読みたい本」と「読んだ本」があり、「読みたい」のほうは読了率が入力できる。本に「タグ」をつけることもできるが何に使うのかわからない。
  • 「mybook」機能は5人分に分かれているわけではなさそう。
 
左の画面では一番上に貸出券のバーコードが出るが、
その部分は表示させていない。

子どもの貸出券を何枚も持ち歩かなくてよい、友人が見せてくれた本が図書館にあるかどうかが分かる、などがメリットかなあ。