2022年5月18日水曜日

富士通システムのメニューが不親切

 富士通の新しいシステムでは「利用者メニュー」のある場所が不適切だ。

「利用者メニュー」のボタンは画面の右上にあるが初めてでは見つけるのが難しい。「無いはずはない」と思って執念深く探す人でないと見つけられない。画面左に縦に並んでいるメニューの中に入れるべきだ。

前のバージョンでは他のメニューと同じ場所にあったから改悪だ。画面のきれいさではなく使い勝手を考えたデザインが望まれる。

スマホが図書館利用者カードになる図書館も

 加東市の図書館協議会会議録に次のような問答が載っている。

NECのシステムではスマホで蔵書検索にログインすればバーコードを表示できるらしい。職員がバージョンアップの内容を事前に知っているのも、当たり前のことではあるが素晴らしい。

豊中市ではすでに実施されているようだ。

https://www.lib.toyonaka.osaka.jp/2021/12/121-3.html

2022年5月8日日曜日

在架予約始まる

 丹波篠山市立図書館では5月1日からネット経由の在架予約が可能になった。これまでは予約貸出の全貸出に占める割合は5%程度だったが、これからはかなり増えることになるだろう。

伊勢市の図書館では2019年4月から在架予約を開始したそうで、予約数が増えてきている。在架予約開始前の予約の割合は現在の丹波篠山市と同程度の5%だったが2020年度には8%まで増えてきた。

ちなみに伊勢市では年間貸出数は約70万冊である。
丹波篠山市では今後は予約された図書を集めて回る仕事や配本所に回送する仕事などが増えて司書の業務負荷が増えることになる。ほかの図書館ではネットで予約された場合には電話連絡はしない(富田林市)とか、図書が所蔵されている図書館では受け取れない(「取り置き」はできない:刈谷市)などの例がある。