2023年11月17日金曜日

予約率漸増

貸出に占める予約の割合は、ネット経由の在架予約を開始したにもかかわらずわずかしか増えなかった。

もっとも、在架予約件数は年間(11か月)で1,975件であり、貸出数の0.87%なので全体に影響するほどではなかったということだ。

予約率の高いのは都市部に多いが、丹波市は例外的に過疎地で高い。なぜ高いのだろうか。

2023年10月30日月曜日

レファレンス件数

2022年度のレファレンス件数が判明。激減している。

以前図書館の数値目標としてレファレンス件数をあげていたこともあったが、教育委員会の会議で、利用者からの相談件数であり努力して増やせるものではないなどと答えて、数値目標をほかのものに変えたという経緯もある。人口が1.5倍の丹波市と比べて10分の1以下だったり、2年前に比べて半分だったりするのは、相談件数を記録できていないだけなのだろうか。

2023年9月16日土曜日

図書館協議会で公表された貸出冊数

図書館協議会で公表された貸出冊数をグラフ化。図書コーナーの貸し出し増加が目立つ。

同じ時に公表された入館者数をグラフ化したものと比較すると、入館者一人当たりの貸出冊数が増えていることが分かる。

2023年9月14日木曜日

おはなし会参加者増加傾向

新型コロナで6割まで減っていたおはなし会の参加者数が少しだけ戻ってきた。 映画上映会は2023年度から廃止される。

入館者数は微増

 図書館協議会で報告された入館者数。

2023年9月13日水曜日

配本所の返却時利用が増加

配本所の利用統計。利用の伸びている地区もあるがこれまで多かった地区が減少したので、頭打ち。返却用の利用は伸びた。

配本所があるということは知られたが、スマホなどを使って予約する人は増えなかったということか。せっかく在架予約ができるようになったのだが。


猪名川町の予約件数

猪名川町では2020年2月から町外居住者にもネット予約を認め、8月から町民向けに在架予約を始めた。その結果が次のグラフになる。

伊勢市の予約件数(在架予約)

伊勢市では2019年度からインターネットからの在架予約を可能にした結果、3年間でネットからの予約件数が3倍まで激増した。

丹波篠山市では昨年5月中旬から同じような改善したが、予約件数は増えているだろうか。図書館協議会での報告では在架予約はわずか1,975冊とのことで、がっかり。

なお、伊勢市の貸出冊数は次の通り。 

2023年6月20日火曜日

LINE公式アカウント開始

図書館のLINE公式アカウントがリリースされた。この記事では尼崎市のLINE画面を紹介するが、丹波篠山市でもほぼ同じと思われる。
https://www.city.tambasasayama.lg.jp/chuotoshokan/annai/24399.html

次の画面は「マイポータル」画面であり、表示された6つのバーの一つをタップすると図書館のスマホ向けサイトに、ログインした状態で遷移する。


上の画面で「本を探す」というタイルをタップすると、LINEのトーク感覚で図書が検索できる。資料の件数を見て十分絞り込めていると思ったら、次に「資料一覧を見る」をタップすると、検索結果の一覧が10件ずつ表示される。図書を選択して「詳細を見る」をタップすると、「予約する」「My本棚に追加する」「webで詳細を見る(尼崎市では「予約カートに追加する」という動作になる)」などの選択肢が表示される。これらをタップするとNECの該当ページに遷移するが、いずれもすでにログインされているので改めてカード番号やパスワードを入力する必要はない。
  
かなり良くできたシステムであると思った。

2023年6月7日水曜日

検索結果の表示件数

富士通のシステムでは検索結果を表示する件数は1画面当たり10件だったが、25件、50件、100件に変更することができ、いったん変更すると、ブラウザを終了しない限り次に検索した時にもその件数が表示された。 富田林市など初めから100件表示するようにしている図書館もある。

富田林市立図書館
https://ilisod001.apsel.jp/lib-city-tondabayashi/wopc/pc/pages/SearchDetail.jsp

NECに切り替わってからは表示件数は検索するたびに10件に戻されるようである。ほかの図書館の検索システムをいくつか見たが、これまでのところ10件以上となっている例は見つからない。例外は「詳しく探す」画面で表示件数を選べる図書館の場合のみで、「詳しく探す」を繰り返している間はその件数が維持されるようだ。掛川市などがそうなっている。

掛川市立図書館https://library.city.kakegawa.shizuoka.jp/WebOpac/webopac/selectsearch.do?searchkbn=2&histnum=1

2023年6月5日月曜日

「京都」を検索する

 NECのシステムで「京都」を検索したいとする。そのまま検索したのでは「東京都」について書かれた図書が大量にヒットする。

「京都 -東京都」とすれば「東京都」を含む書誌の図書は除外される。ハイフンは半角マイナスでなければならない。

掛川市立図書館のシステムにそういう案内が書かれていたので、丹波篠山市立中央図書館のサイトで試したところ同じように動作した。

https://library.city.kakegawa.shizuoka.jp/WebOpac/webopac/selectsearch.do?searchkbn=2&histnum=1

2023年6月3日土曜日

「詳しく探す」活用

富士通では詳細検索を使っても一般書と児童書を区別して検索することはできなかったが、NECではできるようになっている。

また「件名」を指定するときに「と一致する」という選択ができる(富士通でもできた)。

この二つを上手に使えば、「イカ」に関する一般書9件が見つかる。

「件名」は入力してよい単語が決まっているから「と一致する」を使うためには件名辞書を見る必要がある。たとえば、「竹島」は件名一覧(典拠)になく「竹島(島根県)」でないといけないのだが、そんなことは一般利用者にはわかるはずもない。

加古川市の図書館システムでは「詳しく探す」ページに「件名一覧」というボタンがあるのでここで探すことができる。

https://www.lics-saas.nexs-service.jp/kakogawa/webopac/selectsearch.do?searchkbn=2

「図書館公式アプリ」

 尼崎市立図書館に「図書館公式アプリ」なるものがあるとわかった。インストールして試してみると、

  • 図書カードをスキャンしてユーザ登録(5人まで可能)
  • アプリを起動すると図書カードのバーコードが表示される(これを図書貸出券の代わりに読み取ってもらえるというのが「公式」たるゆえんか)
  • 「図書館HP」「新着資料」「貸出ランキング」などへのショートカット(移った先で予約しようとすれば改めて図書館へのログインが必要)
  • 図書館のパスワードを設定すると図書館の「マイページ」にログインできる(設定した5人を区別できる。図書館のマイページにはバーコードが表示されるので5人分の図書貸出券の代わりに使える)
  • 「検索」機能では図書のISBNコードを読ませると図書館に蔵書されているかどうかわかる。蔵書されていれば図書館システムの図書詳細情報の画面が出る。
  • 図書館の「My本棚」類似の機能。図書のISBNコードを読み込ませて「mybook」に登録できる。ただし、ここから図書館システムに移って予約するなどはできない。
  • 「mybook」では「読みたい本」と「読んだ本」があり、「読みたい」のほうは読了率が入力できる。本に「タグ」をつけることもできるが何に使うのかわからない。
  • 「mybook」機能は5人分に分かれているわけではなさそう。
 
左の画面では一番上に貸出券のバーコードが出るが、
その部分は表示させていない。

子どもの貸出券を何枚も持ち歩かなくてよい、友人が見せてくれた本が図書館にあるかどうかが分かる、などがメリットかなあ。

2023年5月25日木曜日

「イカ タコ」を検索する

 「イカ タコ」をキーワードとして検索すると、富士通の簡易検索では68件がヒットする。その大半(60件程度)は海の生物であるイカとタコに関するものである。

ところがNECの場合は簡単検索ではなんと2,052件がヒットし、「詳しく探す」でキーワードに指定して検索した場合では上限の1,000件がヒットする。

「詳しく探す」検索結果のトップの書名はなんと「サイバー犯罪のリアル」であり、「イカ」「タコ」の検索語に対応するのは「内容」にある文章である。つまり、NECでは全文検索であるからひらかなを使ったキーワードではノイズが多くなってしまうらしい。

増加するネット空間の犯罪。その脅威にいかに立ち向かえばいいのでしょうか?サイバー犯罪の実態、そして被害防止対策を探ります。 
第1話 サイバー空間の罠 仕事も趣味も違う4人の人物。共通点は全員が“フィッシング”の被害者になったこと。フィッシングって何?その手口は?被害は?対策は? 

NECでは、件数を絞り込むためになんらかの工夫をしないといけないことになる。この場合では「イカ タコ どうぶつ」 とすれば181件まで減少するので、何とかなるのではないだろうか。さらに「詳しく探す」に移って一般書に限定すれば21件まで絞り込める。

「件名」に「イカ タコ」と入れて一般書を検索すると次の7件がヒットする。

  • みんなで知ろう!新型コロナワクチンとHPVワクチンの大切な話
  • 松下幸之助のリーダー学 こんな時代だからこそ学びたい
  • コロナ貧困 絶望的格差社会の襲来
  • コロナ禍、貧困の記録 2020年、この国の底が抜けた
  • 新型コロナ・災害対応の税目別申告ガイド 個人・法人対応
  • イカ・タコガイドブック Cephalopods in Japanese waters
まつしたこうのすけ しんがたころな さいがい などで引っかかったものと思われるが、これが件名欄に入力した文字からどういう仕組みで検索されたのか今のところ分からない。件名として使われる言葉は決まっている(すでにあるリストの中から選ばねばならない)らしいから、件名欄の文字列を含む「件名」をまずそのリストから探して、それからその「件名」に該当する図書を検索する仕組みになっているのかもしれない。

加古川市の図書館には「件名一覧」の機能があり、「イカ タコ」について一覧を表示させると、「新潟港」(にいが たこう)が出てきた。この事実は上記推論(件名欄の文字列を含む件名をまず探して、それからその件名に基づいて検索する)を補強するものである。 

2023年5月24日水曜日

一般件名で検索するには資料種別で一般書に限定する

 富士通で「一般件名」に「領土」を指定して検索した結果40件がヒットした。NECで「件名」に「領土」を指定し、資料種別に「一般」を指定して検索すると51件がヒットした。そのうち共通なのは35件であった。

NECのほうが多いのは富士通では「北方領土」という件名の図書がヒットしないのに、NECではそれも含めてヒットするという違いによる。

富士通でヒットしたのにNECでヒットしないのは次の5件であり、いずれも児童書であった。これらは学習件名だけでなく一般件名としても「領土」が登録されているのであろう。

  • 日本と世界の領土帝国書院地理シリーズ 別巻 (図書) 帝国書院 2016.2 帝国書院編集部‖編集
  • 領土を考える 3世界の紛争と領土問題 (図書) かもがわ出版 2013.3
  • 領土を考える 2日本の領土問題を考える (図書) かもがわ出版 2013.2 塚本 孝‖監修
  • 領土を考える 1領土ってなに? (図書) かもがわ出版 2012.11 塚本 孝‖監修
  • よくわかる世界の紛争大図解 第1巻領土をめぐる争い (図書) 汐文社 2003.3 安部 直文‖著 山坂 サダオ‖イラスト

NECでは「学習件名」が何ページに書かれているかわかる

 富士通では「詳細検索」画面では学習件名を指定することができた。子供が調べものをするときに便利な機能であった。NECでは「詳しく探す」画面に「学習件名」という項目はない。

富士通で学習件名に「ホタル」を指定して検索すると71件がヒットした。NECで件名に「ホタル」を指定し、資料種別のうち「児童」と「YA」をチェックして検索すると80件がヒットした。このうち共通な図書は66件なので、ほぼ同じものを見つけることができたと言えるのではないか。

NECになってよくなった点もあるようだ。NECでは学習件名については、図書の詳細情報を表示するとその学習件名が本の中の何ページ目に掲載されているかを見ることができる。

2023年5月23日火曜日

富士通とNECで検索結果はどう違うか(簡単検索)

システムを切り替えた直後で、両方のシステムで同じ蔵書データに対して検索を実行できる貴重なチャンスを使って、2つのシステムがどういう検索結果を返すか、調べてみた。

2つのシステムで簡単検索(簡易検索)を使って「領土」を検索した。

  • 富士通では80件がヒットした。そのうちNECでヒットしなかったのは2件であった。この2件の詳細を見ると、「内容紹介」に「領土」の文字はあるがNECは無視しているようである。
    • 学校が教えないほんとうの政治の話 ちくまプリマー新書 257 (図書) 筑摩書房 2016.7 斎藤 美奈子‖著
    • みんな地球に生きるひと Part4わたしもぼくも地球人 岩波ジュニア新書 774 (図書) 岩波書店 2014.7 アグネス チャン‖著
  • NECでは207件がヒットした。そのうち富士通でヒットしたものは78件であるから、129件は富士通ではヒットしなかったことになる。このうち26件は「北方領土」に関するものであり、富士通は「領土」と「北方領土」は別のものとしているが、NECは「北方領土」でも「領土」の文字があればヒットすることが分かる。
  • NECでヒットした図書の中には、日本十進分類の「9文学」のものが26件含まれるなど、ヒットする条件が富士通に比べると緩いと思われるので、複数のキーワードを用いるなど、上手に絞り込むことが必要である。
  • たとえば、NEC簡単検索で「領土 日本」で検索すれば128件まで絞り込むことができ、その中には富士通の80件と共通のものが65件含まれる。「領土 日」とすれば155件がヒットし、うち71件は富士通の80件と共通となる。
  • NECの「詳しく探す」でキーワード欄に「領土」として検索すると、210件がヒットし、簡単検索(207件)とほぼ同じ結果が得られた。

2023年4月12日水曜日

兵庫県内図書館システムの動向

2022年度には県内自治体図書館システムのベンダーがかなり入れ替わり、NECと富士通による寡占化がさらに進んだ。

  • 神戸市   NEC=>富士通
  • 福崎町   富士通=>NEC
  • 尼崎市   三菱電機=>NEC
  • 南あわじ市 日本電子計算=>NEC
  • 丹波篠山市 富士通=>NEC(5月予定、下図に含まず)

富士通はシステム数では増えていないが、神戸市を獲得したことが大きい。

2023年4月11日火曜日

図書コーナー貸し出しの傾向

図書コーナーは長年ほとんど新しい本を購入してこなかった。2021年度の入館者千人あたりの貸出冊数をグラフにした。 技術(家政学を含む)と芸術は中央図書館と同じくらい貸し出されているが、小説は7割程度、その他の分野は極めて少ないことが分かる。

2023年3月22日水曜日

西宮市で予約本受け取りロッカーを導入

西宮市立図書館では市内2か所に予約図書を受け取れるロッカーを設置した。図書が確保できたときにネット経由でロッカーでの受け取りを申し込むとロッカーに配達され、3日以内に貸出カードをかざすと受け取れる。現在は申し込みが多すぎてロッカーがいつも満杯で利用できないことが多いらしい。

https://tosho.nishi.or.jp/guide/yoyakulocker.html

丹波篠山市もJR篠山口駅など人通りが多く24時間利用できるところに置けば、なかなか図書館に行けない通勤客などにとって利便性が高いと思われる。費用は7年リースであればおそらく年間20~25万円であろう。