2023年3月22日水曜日

西宮市で予約本受け取りロッカーを導入

西宮市立図書館では市内2か所に予約図書を受け取れるロッカーを設置した。図書が確保できたときにネット経由でロッカーでの受け取りを申し込むとロッカーに配達され、3日以内に貸出カードをかざすと受け取れる。現在は申し込みが多すぎてロッカーがいつも満杯で利用できないことが多いらしい。

https://tosho.nishi.or.jp/guide/yoyakulocker.html

丹波篠山市もJR篠山口駅など人通りが多く24時間利用できるところに置けば、なかなか図書館に行けない通勤客などにとって利便性が高いと思われる。費用は7年リースであればおそらく年間20~25万円であろう。

2023年2月28日火曜日

貸出統計の正確さ

 図書館の統計はその正確さがほかの自治体業務よりも低い位置にあるのではないだろうか。

2021年の貸出数については2022年度の第1回図書館協議会でまず報告され、つい最近出た2021年度の年報にも載っている。その内容は大きく違っているがそれについての説明はない。

図書館協議会の個人向け貸出数の報告は、分類と年齢で分類された大きな表であり、前年の貸出数と比較してももっともらしい数字である。年報に載っている報告数はコロナ前の水準をも超えたものであり、また個人向け貸出数と学校向け団体貸出数を足したものが全貸出数を上回るなど、にわかには信じられないものである。ただ、図書館協議会で報告された数字も全貸出数については異常というほかない。

2023年2月27日月曜日

次期図書館システムはNEC

2023年5月から丹波篠山市の図書館システムはNECになることが内定した。

県内では福崎町が富士通からNECに、尼崎市が三菱電機からNECに変更しているが、それぞれのウェブサイトを見ると

  • クライアントの画面サイズに合わせてレイアウトを変えるレスポンシブデザインを採用しているので、スマホやタブレットでも同じサイトを使用できる
  • 上記の帰結としてスマホ専用サイトが廃止されている
  • 従来型の携帯電話ユーザーが減少したからか携帯電話用のサイトもなくなっている
  • 画面の見た目は変わっているが基本的な機能は丹波市などの前世代のシステムと大きな差はない
NECシステムの富士通との違いで気づくのは
  • 「詳細検索」で富士通では「個人件名」、「一般件名」、「学習件名」などを区別して指定する必要があったが、NECでは指定できる項目に「キーワード」があり、専門知識が無くても使いやすいのではないか。
  • 検索のときに「一般書」と「児童書」を指定でき、ノイズが減ることが期待できる
  • NECは漢字1文字のキーワードでも検索できる(富士通は2文字以上)
  • 富士通は「領土」で検索した場合「北方領土」があってもヒットしないケースがあったが、NECは「恋」で検索すると「恋愛関係」などもヒットするようだ
  • 検索結果の表示画面は「カードモード」と「シンプルモード」の2つから選ぶことができる。また、本の表紙画像を表示するかどうか指定できる(スマホの場合の通信料節約)
  • 貸出ランキングは富士通ではジャンル、期間を指定してランキングを作成できるが、NECは決められたいくつかのジャンルと期間について夜のうちに作成されたものを表示するだけ
  • 個人のパスワードを新規作成する機能や、スマホにバーコードを表示することで貸出カードの代わりにできる機能がある
  • 「日本十進分類から探す」の場合、富士通は5桁(例:210.76 日本史太平洋戦争後)を指定できるが、NECを使う尼崎市の場合は3桁のみ(例:210 日本史)で1000件で検索打ち切りになる。NECの旧バージョンを使う芦屋市では210は指定できず、211 日本史北海道地方~219 日本史九州地方だけしか指定できない(バグか)。

2023年2月19日日曜日

イベント参加者数推移

 2021年度の年報が出た機会にこれまでのイベント参加者数をグラフにしてみた。

2020年度から新型コロナ流行の影響でおはなし会の参加者が激減したのが分かる。映画上映会も減少はしているが、こちらは黙って座っている催しだからか、それほどでもない。

2022年11月15日火曜日

蔵書増加数減少

2020年度までは蔵書購入予算は毎年ほぼ定額であったが、2021年度からは予算が削減されたようだ。それまで年間8,000冊購入していたのが、2021年度は6,000冊となった。

ちなみに、図書館ビジョンでは2023年度に中央図書館の蔵書数23万冊(図書コーナー蔵書を除く)という目標を掲げていた。

2022年11月13日日曜日

実利用者一人当たり貸出数

 2021年度の実利用者一人当たり貸出数をグラフにした。ただし実利用者数は2020年度年報の数字を使用している。年齢区分が異なっていることに注意。

若い人が小説を読まないことに驚く。

2022年11月12日土曜日

丹波市では予約が増えている

 兵庫県公共図書館調査では丹波市では予約件数が増えていることを示している。

その結果か、貸出件数もほぼコロナ前に戻っている。新型コロナ感染を避けるために予約をすることで図書館での滞在時間を減らしましょうという広報をしたのかもしれない。

ジャンル別年齢別貸出数

 各ジャンルの図書がどの年齢層に借りられているか。

一見して気づくのは小説や歴史など読み物系図書の大部分が50歳以上、中でも60歳以上の利用者に貸し出されていること。もっとも、50歳以上の人口は全人口の55%を占めていることを知っておく必要があるが。

2022年11月9日水曜日

年齢別貸出傾向

 図書館協議会で公表された年齢別分類別貸出冊数データから:

小説は40歳以降、なかでも60歳以降で多く読まれる。意外なことに文字の小さい文庫本は70歳以上でも人気がある。
親が子どもの本を自分のカードで借りるのは絵本世代。7歳以上では子どものカードで借りるケースが増える。上の図では子どものカードで貸し出しが多く見えるが、子供世代の実人口は親の世代よりも少ないので、実際の貸出数は親のカードでの貸し出しが半分程度になっている。

図書コーナーの貸出傾向

 図書館協議会で分類別年齢別貸出統計が発表されたので、いくつかグラフを作って傾向を分析しよう。

中央図書館と図書コーナーの分類別貸出傾向は驚くほど似ている。ただし、技術(家政学を含む)と絵本の割合は図書コーナーのほうが多い。技術と小説以外の一般書の割合は中央の半分くらい。利用者のニーズはほぼ同じなのに長い間新刊書を購入してこなかった影響がこんなところに出ていると考えるべきではないだろうか。

2022年11月8日火曜日

2021年度貸出冊数

 2021年度の貸出冊数が図書館協議会の資料で明らかになった。図書コーナーでの貸し出しと学校への団体貸出が増えている。

図書館協議会資料に掲載された貸出数はこれまでの傾向線上にあるが、兵庫県公共図書館調査に掲載されたデータは大きくずれており信用できない。