2019年7月17日水曜日

図書館システムの更新

図書館システムは6年間が契約期間らしく、篠山市立図書館では2011年1月にクラウド型のサービスを開始して6年後の2017年3月に更新し、館内の端末も全部新しくなった。システムの更新時期というのは機能を見直す好機だが、そういう打ち合わせはほとんどせずに更新したのではないだろうか。

なぜそう思うかと言えば、図書館の職員は更新後スマートフォンで使える機能が追加になっていることを知らなかったからである。私は某市図書館のスマートフォン用URLの市名のところをsasayamaと変えてみて、篠山市図書館にもその機能が追加になっていることが分かったので、職員に知らせたのであった。職員はほかの市の図書館ではスマートフォン専用の蔵書検索機能が使われ始めていることを知らなかったのであろう。富士通の対応も不可解である。どうして新しい機能がついていることを知らせなかったのであろうか。

3か月後の2017年6月に更新した富田林市図書館ではいくつかの新しい機能がある。検索するキーワードを一部入力したときに候補を表示するサジェスト機能、検索結果の中で検索キーワードをハイライトさせる機能、検索結果を絞り込むときのその候補を示す機能(著者、出版社、出版年などで絞り込む候補を表示する)などがある。あと3か月待てばこうなりますよと言うのは、年度内に予算を執行せねばならない自治体に伝えても無駄かもしれない。余計なことを言わずに注文をもらったほうが会社には忠実だという判断か。

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