2019年7月30日火曜日

図書コーナー図書入れ替え(提案)

市民センター図書コーナーではもう10年以上、新しい図書をほとんど購入していない。書架には古い本ばかりが並んでいて、魅力に欠ける。

芦屋市や西宮市では、図書は特定の館に所属させるのではなく、返ってきた図書館の書棚に戻すという運用をしている。本館で借りた図書を自宅近くの分館に返すと、その分館の書棚に並ぶということになる(一部には本籍地に戻すと決められた図書もあるということだ)。筆者は本館を利用していたが、たまたま分館に行ったときに、以前読んだことのある図書を見ることも多かった。こういう運用をしていると、幼稚園の近くの分館には児童書が、サラリーマンの多い地区の分館にはそういう人たちが好む図書が、自然に集まってくるという話も聞いた。

両市は分館に図書を購入しないからこういう方針を取っているのではない。図書を循環させるというのが方針なのである。だから、図書の表紙には「西宮市図書館」と書いたラベルが貼ってあり、部外者にはどの館の図書であるかはわからない。

篠山市では図書の表紙には中央図書館とか、図書コーナーとか書いたラベルが貼ってあり、こうした運用を多少難しくしている。市名変更の時には新しいラベルを作ることになるので、「丹波篠山市立図書館」という名前に統一して、図書コーナーは色で区分するようにすれば、将来こういう方針を採用しやすくなるということを提案したが、残念なことに採用にはならなかった。ただ、ラベルはそのままにしてもこういう運用はできるので、ぜひ考えてほしいと思っている。

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