2019年7月5日金曜日

年齢別貸出冊数

図書館のウェブサイトには「データで見る図書館」というページがあり、毎年の「図書館年報」と「データで見る篠山市立中央図書館」というデータが公開されている。2013年分のデータまではグラフもあったがそれ以降は数値だけの公開になっている。

せっかくデータがあってもグラフがなければ、そのデータを読み解くのは容易ではない。このサイトではできる範囲でグラフ化して提供することにした。


まず、2017年の年齢別貸出冊数。2016年までは60歳以上がひとまとめになって突出していたが、人口で40%を占めるこの年代をひとくくりにするのはいかがなものかという意見を出したら70歳以上という分類を作っていただけた。男性は60歳になると図書館利用が増えることがわかる。気になるのは女性で70歳代になると利用が激減する。出歩かなくなるのだろうか。

12歳までの利用はこのグラフでは55,600冊しかないが、児童書の年間貸し出し数は別の資料で130,200冊であることがわかっている。子どもの本はお母さんやおばあさんのカードで貸し出されているということになる。一般書と児童書に分けて統計を公開してくれれば統計を施策の策定に役立てることができると思うのだが。

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