2019年10月4日金曜日

館内OPAC

OPACというのは Online Public Access Catalog の略で利用者に供される蔵書目録のことである。中央図書館に4台、市民センターに1台の端末が置かれている。配本所にも置く計画であったが、財政難のため凍結されている。

館内OPACでは、ウェブOPACではできない3つのことができる。

一つは子どもの本だけを指定して検索すること。子ども用のひらかなの画面を使って検索すると子ども用の本だけがヒットする(一般用画面では子ども用の本を含めて検索され、子ども用の本を除く検索はできない)。たとえば中央図書館の館内OPACを使って「しぶさわ」を検索すると、子ども用画面なら11冊、一般用画面なら58冊がヒットする。この58冊には子ども用の本が含まれている。

ウェブOPACでは65冊がヒットすることから想像すると、中央図書館館内OPACの簡易検索では市民センター所蔵の7冊がヒットしないのかもしれない。実際、65冊中7冊は市民センター所蔵の本である。

二つ目は館内のどの書棚にその本があるかという案内。

三つ目は、貸し出されていない(書架や書庫にある)本の貸し出し予約。たとえば、市民センターで中央図書館の本を予約して市民センター(または配本所)に届けてもらうことができる。

ここまで書いて気づいたが、市民センターの館内OPACでは中央図書館の本は検索できるのだろうか。検索できないと予約もできないということになるので、今度行く機会があれば試してみよう。

市民センターで試してみたところ、デフォルトでは館内の蔵書のみが検索されて出てくるが、画面で「すべての図書館の資料」としておくと、中央図書館の資料も出てくるとわかった。もちろん予約もできる。(2019/11/3追記)

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