2019年8月6日火曜日

カーリルは優れもの(横断検索)

カーリルというのは株式会社カーリルが運営する図書館の蔵書検索サービス。「日本最大の図書館蔵書検索サイト」をスローガンにしている。各図書館の検索システムでは見つけられない図書も見つけてくれるのは驚き。

兵庫県立図書館が運営している県内図書館横断検索は、利用者が入力したキーワードを各図書館の蔵書検索システムに送って蔵書があるかどうか、貸出可能かどうかのレスポンスを得て表示していると思われるが、カーリルはずっと進んでいる。

筆者がいつも例にしているのは「北方領土・竹島・尖閣、これが解決策 (朝日新書)」という本。篠山市の図書館にはこの本があるのだが、これが丹波篠山市立図書館の蔵書検索システムでは「領土 解決策」というキーワードで出てこない。県内横断検索でも篠山図書館の本は当然出てこない。ところがカーリルでは見つかるのである。

おそらく、検索キーワードをAmazonなどのデータベースに送信して該当する図書をみつけだし、その本を所蔵しているかどうかをISBNなどを使って各図書館のシステムに問い合わせているのであろう。

残念なことに、クリックしても図書館のシステムにはつながらないから、予約するには各図書館のシステムでもう一度検索しないといけない。

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