2020年2月11日火曜日

「丹南の遠い所からご苦労さま」

図書館協議会の会議録に書かれている話。

ハートピアセンターで出張図書館を行ったところ、「来場された方からは、『図書館が来ている。丹南の遠い所からご苦労さま』と声をかけていただく事も多く、図書館は遠いと思われていることが実感として伝わってきた。」という。

その遠い図書館になかなか来られない人に本を届けるのが配本所である。もっと利用されるように制度を改善していってもらいたいと願っている。
2019年11月29日の図書館協議会会議録より
(委員)実際行かれたハートピアセンターでの反響はどうであったか。
(事務局)11月3日に配本所のひとつであるハートピアセンターで出張図書館を実施した。当日は多紀地区文化の祭典の会場となっており、子どもから高齢者まで多くの方が来場されていた。出張図書館はロビーの一角を借用して実施したが、演目に出演された方や出番を控えた方など、多くの人が行き来される中で本をゆっくり見ようという人は少なかったが、図書館のPRや各種チラシの配布などを行った。また、事前に多紀地区の有線放送で周知いただいていたので、就学前のお子さんがいる親子連れが3組ほど来られ、絵本を選んで借りていかれたのが印象的であった。他にも絵本の読み聞かせや紙芝居などのおはなし会も予定していたので、次のおはなし会は何時ですかと聞かれたり、ここに図書館が来ると聞いたので借りている本を返して次の本を借りに来ましたと言う方など、出張図書館を目的に来場された方もあり、都度配本所の利用についても説明を行う中で一定の成果はあったと考える。来場された方からは、「図書館が来ている。丹南の遠い所からご苦労さま」と声をかけていただく事も多く、図書館は遠いと思われていることが実感として伝わってきた。そして、来年度についても東部地区の配本所に重点を置いて出張図書館を実施する予定である。具体として、旧大芋小学校を合宿所として活用し、夏休み中に子どもたちを集めてイベントを開催される計画があるようで、大芋地区まちづくり協議会が主体となって進めておられる。イベントの際に出張図書館のことも検討したいとお話をいただいたので、日程的なことも含めて調整していきたいと考えている。

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