2022年4月13日水曜日

年齢別登録率

 2020年年報の登録者数と実利用者数(年度内に一度でも貸し出しを受けた人の数)を人口と対比させた。

19歳から39歳までの3つの年代区分では人口よりも登録者数のほうが多い。転出した人の登録を抹消できていないのか、それとも市外の住民が多数登録しているのか。2013年度(平成25年度)年報では実貸出利用者数 7,306人中、市外居住者はわずか189人(2.6%)であったし、その後開始された丹波市との相互利用登録者数は2020年度で362人とされているから後者の可能性は低く、転出した人の登録が残っている可能性が高い。

30歳代、40歳代の利用率が高いのはこの年代の女性が子供のために絵本や児童書を自分のカードで借りているためであることが分かっている。年齢別の一般書貸出数の統計こそが読書傾向を示すものであるので、適切な方針の立案のためにも統計の充実をお願いしている。

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